MT4とMT5の比較ですが、機能の面からすれば圧倒的にMT5の方が有利です。基本的にソフトウェアというものはバージョンが上がるほど高機能かつバグも少なくなるものですからね。その中でも特に
(1)使える時間足が増えた
(2)多色インジケーターが使える
この2つは大きなメリットです。
時間足が増えた
MT4では1分、5分、15分、30分、60分、1時間、4時間、日足、週足、月足が使えましたが、MT5ではそれに加えて、2,3,4,6,10,12,20分、2,3、6,8、12時間足が使えるようになりました。全部が必要とは思いませんが、2分足10分、20分足は私もよく使っていますし、8時間足12時間足を使うトレーダーも多いと聞きます。機能はなくて困ることがあっても、あって困ることはないので、時間足が増えたのはありがたいことです。
多色インジケーター
もう一つ大きな機能アップが多色インジケーターが使えるということです。
上図では、移動平均線とVolumeインジケーターを表示していますが、移動平均線の傾きがプラス(上昇トレンド)のときは赤、マイナス(下降トレンド)のときは青で描かれています。Volumeインジケーターでは、Volumeの段階によって色が変わっていきます。MT4でも実現できたのかもしれませんが、MT5では簡単に実現することができます。
移動平均線の傾きで色を分ける、RSIの30以下、70以上で色を分けるなどができれば、より直感的にインジケーターの見分けがつくようになります。
私としては一刻も早く、国内の業者もMT5が使えるようになって欲しいと思います。せめてMT4と共存させてほしいです。